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上流の番所
『名古屋路見大図』
宝暦12午(1762)改
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◇上下流の2か所
最初は上流の番所1か所だけであったが、貞享3年(1686)になると下流にも番所が増設され、上・下流2か所の態勢になった。
上流の番所は、当初は今の錦橋の所に設けられ、後に納屋橋南(現:天王崎橋下流)の左岸に移り、下流の番所は尾頭橋の南(現在の瓶屋橋付近)の右岸にあった。
堀川に入る船は、尾頭の番所で入船の切手(通行証)を受け取り、出る時には天王崎の番所で入る時にもらった入船の切手を提出して、引き換えに出船の切手が渡されることになっていた。
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下流の番所
『熱田神領字入図』
文化元年(1804) |