通称、氷室八幡と呼ばれるが、正式名は若宮大通北の神社と同じ若宮八幡社である。 新田開発をした氷室氏は若宮大通にある八幡社の神主だった事から、分社を建立したので同名なのだ。 |
|
|||
◇若宮八幡社(氷室八幡) 若宮大通の北にある若宮八幡社と同じ名前の神社である。 神社が建っている氷室新田を開発したのは、若宮八幡社の神官であった氷室長冬である。長冬が、ここに分社を創建したから同名の神社になった。新田が開発された安政3年(1856)頃に創建されたと考えられ、旧社格は村社である。 ◇開墾記念碑 拝殿右手に「氷室長冬開墾地」碑が建っている。 下部には開墾に協力した10人の名が刻まれている。裏面には、「明治三十七年九月孫氷室傳蔵建之」と彫られており、新田開発から48年後に孫が建立したものだ。 碑の下には長冬の妻の銅鏡と笄(こうがい)が埋められているという。 |
2023/08/18 |
|