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この寺の檀家には著名人がいる。
◇通し矢の星野茂則
星野茂則(勘左衞門)は、弓術の名人として知られ、京都三十三間堂での通し矢で、当時の新記録を出した人物だ。寛文2年(1662)に一昼夜で10,025本の矢を射て6,666本が通り、9年(1668)には10,542本を射て8,000本を通している。
元禄9年(1696)5月6日に亡くなり、この寺に埋葬された。
◇『尾張名所図会』の小田切春江
小田切春江(本名:忠近、通称:傳之丞)は多くの地誌を残し、昔の名古屋の姿や起きたことを今に伝えた人だ。『尾張名所図会』『名陽見聞図会』などがよく知られている。
明治21年(1888)10月19日に亡くなり、この寺に葬られた。
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