熱田神宮南の交差点に建つ円福寺は最澄ゆかりの古刹で、かつては海岸に立地していた。井戸を掘ると巨大な亀の甲羅が現れ、熱田は蓬莱山という伝承が確認できたという。 室町時代には幕府の庇護を受け、6代将軍が宿泊したこともあるという名刹である。 |
かつては海岸に建つ寺 | 井戸を掘ったら 広大な亀の甲羅 |
かつては海岸に建つ寺 |
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亀井山円福寺は時宗の寺である。 最澄が熱田神宮に参籠するときに建立したと伝えられるので、8世紀後半から9世紀初め頃である。 かつては洲崎の毘沙門堂と呼ばれたので、海岸に建つ寺であった。 元応元年(1319)に足利氏の一族である厳阿上人がこの地に住み、3町(9,000坪)余を埋め立てて寺の境内にし、後に室町幕府を開いた足利尊氏が建物を建立した。 永享4年(1432)には6代将軍の足利義教(よしのり)が富士遊覧の途中、3日間滞在して連歌の会を催している。 |
2023/02/20 |
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