新東海道(前ヶ須街道)が通った
東 海 橋
 東海通が通るから東海橋。東海通の前身は(新)東海道だ。一時期は全国を結ぶ幹線道路であった橋である。




 中川運河開削時の昭和4年(1929)9月15日に架けられ、現在の橋は平成16年(2004)に竣工した2代目である。

 橋を通る道路は現在「東海通」と呼ばれているが、元は明治5年(1872)に東海道の脇往還である佐屋街道を廃止して新しく整備した東海道(前ヶ須街道)である。

 その時の基本幅員は1.5~2間(2.7~3.6m)で設計されたが、名古屋を通る部分は4~5間(7.2~9.0m)で整備された。その後、大正13年(1924)に都市計画道路網が決定されたとき、一等大路第三類で整備計画が立てられ、13間半(24.6m)に拡幅された。


明治24年 1/50000




 2023/12/15